かつては、開腹手術が前立腺肥大の治療として主流でしたが、最近は、経尿道的前立腺切除術(TURP)が主流になっています。
しかし、経尿道的前立腺切除術(TURP)は、技術的に難しく、合併症が多いため、日々、最先端の技術を駆使した手術法が開発されています。
ホルミウム・ヤグレーザーによる治療法はHoLATのほかに、HoLETをいう方法があります。
ホルミウム・ヤグレーザーは、切開と止血が同時に行えますので、前立腺の手術では大変な威力を発揮します。
◎HoLET(ホーレップ)
内視鏡を尿道から前立腺に通して、レーザーファイバーと呼ばれる機器を前立腺の内腺と外腺の境目に挿入して行います。
このレーザーファイバーでホルミウム・ヤグレーザーをいう種類のレーザー光を照射して、肥大した内腺核出します。
核出した内腺は一度膀胱内に移動させ、内腺を細かく切り吸引しながら摘出します。
◎HoLAT(ホーラップ)
同じく、ホルミウム・ヤグレーザーを使用して前立腺を摘出する方法ですがとても劇的な方法で前立腺を取り出します。
HoLATは、肥大した前立腺にレーザーを当てることで、瞬時に組織を水と二酸化炭素に分解させるのです。
雪にお湯をかけて雪が溶けるような感覚で、前立腺の組織が、水と二酸化炭素に分解されるのです。
この方法だと、前立腺の内腺と外腺をくり抜く核出する技術にくらべ、とても簡単で勃起神経を傷つけることがずっと少ないために、とても望ましい方法といえます。
前立腺肥大の治療と症状