前立腺肥大が進行して、最も苦しい症状というのが、尿閉です。
尿閉というのは、膀胱に尿が溜まって尿意があるのに、自力で排尿が出来ない状態です。
急性の尿閉では、冷や汗が出るほど苦しみ、すぐに、導尿などの処置が必要になります。
☆急性尿閉を起こさせない生活
下半身を冷やさない
過度の飲酒をひかえる
風邪薬の服用の注意
おしっこを我慢しない
○冷えは天敵です。
なぜ、寒さが尿閉を引き起こすのかというと、寒冷刺激で交感神経が緊張をおこし、前立腺尿道の収縮を強めるためです。
ここで少し、排尿までの働きを説明しましょう。
膀胱に尿がたまり、排尿するまでの間は、交感神経は興奮状態が続き、排尿筋は弛緩し、膀胱側にある内尿道括約筋は緊張して、前立腺内を通る尿道、外尿道括約筋も緊張して尿が漏れないようにしています。
次に、排尿時は、副交感神経が緊張して、排尿筋が緊張して、内尿道括約筋は緊張を解き、前立腺内の尿道も弛緩し、外尿括約筋も緩みます。
つまり、排尿しない時は、交感神経が興奮、排尿筋が弛緩、括約筋が緊張して尿を漏らさず、排尿時は副交感神経が興奮、排尿筋が興奮、括約筋が弛緩して、排尿されるわけです。
寒さが閉尿を引き起こすのは、尿を漏らさないときに興奮する交感神経が寒冷刺激で興奮してしまうことから、尿閉を起こしやすくなるわけです。
下半身を冷やさないために、半身浴が効果的です。
40℃くらいのぬるめのお風呂にゆっくり切り返しはいると良いようです。
前立腺肥大の治療と症状